基本方針・基本計画 基本方針・基本計画

2016基本方針・基本計画

2016年度 公益社団法人柏青年会議所

基本方針・基本計画

理事長 大沼 隆

【基本方針】

■はじめに
 1945年の第二次世界大戦終戦から70年という年月が経ちますが、それと時を同じく1951年、戦後の混乱を乗り越え、明るい豊かな社会を自分たちの手で築き上げたいという思いで日本青年会議所は誕生しました。そして1971年、本気でこの国の平和を思い、この地域の豊かな発展を思い、そしてこの地域に住む人々のことを思い、真剣にその事を願って好奇心と情熱の塊である青年たちが集い柏青年会議所は創立され、活動し続けています。45年間、一歩も立ち止まることなくこのまちとともに歩み創り上げてきた諸先輩方の情熱と歴史は、私たち現役メンバーにとって常に道標であり、絶やしてはならない襷であります。変えてはならない伝統を重んじるとともに、時代の変化に合わせて新たな事に挑戦する青年らしい情熱を燃やし、より良い社会の実現を目指し運動を発信して参ります。

■グローカリゼーション ~井の中の蛙は天の高さと大海を知ろう!~
 現在の日本は戦後大きく発展をとげ、世界でも有数の経済大国へと成長を遂げた一方で、平和で物が溢れ全てにおいて満たされたこの国には、一途に情熱を燃やし自らを顧みず行動する若者が減り、どこか満たされない虚無感が蔓延しています。この柏も、商業・住宅・交通・ライフラインの発展により便利で住みよい環境となりましたが、それとまちに住む人々の心の豊かさは必ずしも比例しません。心の豊かさとは即ち公共心であり、このまちを愛し尽くそうとする心です。
 現代の造語ではありますが、「グローカリゼーション」即ち自分たちを取り巻く環境を世界規模で視野を広げ考えながら、地域からできることを活動するという考えがあります。広く世間の見聞を深め、柏の発展とともにこのまちの人々の心を豊かにする運動を発信していくことが私たちの目指す明るい豊かなまちづくりであり、JCIの掲げる崇高な理念である「恒久的な世界平和」へ通じる道です。
 そのためには柏青年会議所メンバーがこの柏の性質をより深く知るために調査・研究を行い、組織のメリットである国内はもとより世界中の仲間とのネットワークを活かし情報を集め、柏の長所と短所を検証し、まちの発展と人々の心の豊かさが高まる、求められる運動を発信していく必要があります。その為の議論を妥協することなく尽くし、メンバー同士の思いを共有することにより、常に自信をもって効果的にこのまちの積極的な変革に繋げてまいります。
 いつの世も文化・地域を牽引し、明るい豊かな社会を築き上げる中心となるのは青年世代であるべきです。決して満足することなく「恒久的な世界平和」の実現を追い求め、歴史を風化させることなく語り継ぎ、語るだけでなく使命感をもって行動していかなければなりません。使命とは読んで字のごとく命の使い方であり、私たち青年会議所のメンバーは青年世代の自身の身を捧げるほどの覚悟で使命感をもって、地域のリーダーとなるべくメンバー同士互いに研鑽し合い、明るい豊かなまちづくりに寄与して参ります。

 

〇青少年育成委員会

 現在は「3年ひと昔」というほど時代の流れが速く、当然子供たちを取り巻く環境も目まぐるしく変化しています。子供を育てる親・教員・関わる大人たちもその変化の速さに狼狽し、自身の経験則だけでは手に負えないこともあり、つまりは子供たちの気持ちやSOSを受け止められていないのではないでしょうか。子供たちの「今」の記憶・思い出は、過去を知り未来を描いていくための重要な要素であります。子供たちの成長・環境を守るために、「今」抱える諸問題を調査・研究し、行政や教育に携わる諸団体と互いの特性を理解し合い交流を深め連携を図り、一丸となって取り組む必要があります。
子供たちが郷土愛を育み、このまちに関心を持ち能動的に行動する、即ち主体性を持った大人へと成長することを願い、柏青年会議所はこれまで青少年育成事業を展開してきました。子供たちがこの国・このまちの恵まれた環境と現在に至るまでの歴史、発展してきた反面失われつつある文化があることを学び、広い視野で物事を考える心と、このまちの未来を創るのは自分達だという強い郷土愛を育む事業を開催します。

 

〇まち創り委員会

 現在この国が抱える問題として少子高齢化、人口の減少が大きな課題となっています。我々はその問題を直視し、過去を知り、現代に生き、未来を創造していかなければなりません。純粋にまちの未来を創ることとは即ち、このまちを愛し、このまちに根を下ろし、このまちに子孫・継承者を残し、このまちのために身を尽くし貢献する人を増やすことです。
それを現実に叶えるために、まずはこのまちの発展の歴史から学び直しまだまだ眠っているであろう魅力を掘り起し、または新たな可能性を秘めた魅力を見つけ出します。さらにこのまちに関わらず様々な地域で生まれた魅力を調査・研究し良いところは貪欲に取り入れ融合し、その魅力を広く市民に発信し共有して参ります。
そして、その魅力を通じて新たな人と人の繋がり・コミュニティが生まれ、このまちの文化の一端となり、まちの未来を創る人々が増えていく、このまちに新たな息吹を生み出す運動を展開して参ります。

 

〇LOMの未来確立委員会

~研修~
 人は常に己に負荷をかけ乗り越えるべき壁を超えるために、足りないところを補い合い、支え合い、高め合うからこそ磨かれていくものです。青年会議所の活動は、メンバー同士が互いに研鑽し合う先に、まちに発信すべき運動が生まれ、生涯切れることの無い絆が芽生えるところが一番の組織の魅力であります。そのために青年会議所メンバーとして日頃どのような心得・心構えでいるべきか、何度でも学ぶ必要があります。また、メンバーのJC活動の礎として日々の仕事・会社経営は大切な要素です。企業の軌道に乗った運営は、延いては地域貢献にかける時間と経済力を生み出すことに繋がります。青年経済人として生かせる能力を磨き、より生きる力を身に着ける機会を提供して参ります。

~総務~
 公益社団法人として、理事会や総会の運営・事務局の管理・財務の管理を適正に執り行うことは、組織を守ることであり、組織の信頼を向上させることであります。この組織の土台として揺らぐことの無いよう、これまでの運営を引き継ぎ、弛まぬ組織運営を行ってまいります。

~交流~
 メンバーがJC活動を行っていくうえでもう一つの礎である、家族・同僚・友人のJCに対する理解を深めることも必要であります。周囲の理解・協力なくして、メンバーの活動の時間を作ることは難しいものであります。交流を通じ、JCがどのような団体で何を目指し、何のために議論を重ね運動・活動しているのか、より理解を深めていただく機会を作ります。

 

○会員拡大特別委員会

 現在、柏青年会議所はこの41万人都市にまで膨らんだ柏に対し、運動を発信していくには非常に困難な会員数へと減少しています。人は人でしか磨くことはできません。多くの同志を増やすことにより、互いに研鑽し合うことがこの団体の魅力に繋がります。また、自身の経験を広く伝え、これまで以上に企業出向のメンバーを募ります。
「広くオブザーバーを募りこの団体・メンバーの個性が持つ魅力を伝えること」その機会を作ること・活かすことは柏青年会議所全体で取り組むべきことですが、その先頭を切って取りまとめ、所在をぼやかさずに中心となって「拡大」という目的を追求いたします。

 

■結びに

 昨年度、柏青年会議所はお陰様で創立45周年という節目を迎えさせていただきました。中・長期的な指針である「柏JC宣言」で常に足元を照らし、揺らぐことのない指針である「創立宣言文」を常に胸に秘め、また新たな一歩を踏み出します。そして、たくさんの学びと出会いという機会の溢れるこの柏青年会議所の未来を見据えて、地域のリーダーとなる人財が生み出される素晴らしい団体であり続けていくことをお約束いたします。
柏青年会議所運動に深いご理解・ご協力を賜る多くの諸団体の方々、これまで柏青年会議所の歴史と伝統を築いていただいた諸先輩方、そして現役メンバーの仲間と共にまちづくり運動を展開できることに感謝し、青年らしい情熱を燃やしより良い社会を築くために、「使命感」をもって邁進して参ります。

 

【基本計画】

  1. 組織の魅力を伝えて広げる仲間づくりの実践
  2. 強い郷土愛を育む青少年育成事業の実践
  3. まちの未来を創造する事業の実践
  4. JAYCEEとしての資質を高める事業の実践
  5. 青年経済人としての資質を高める事業の実践
  6. 会員とその周囲の理解・信頼関係を構築する事業の実践

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