基本方針・基本計画 基本方針・基本計画

2017基本方針・基本計画

2017年度 公益社団法人柏青年会議所
基本方針・基本計画

理事長 佐藤 大輔

【基本方針】

 ■はじめに

柏青年会議所は1971年6月創立、日本で467番目の青年会議所として誕生し、46年もの長い年月この柏のまちに明るい豊かな社会の実現を掲げ、根を下ろして参りました。多くの先輩諸兄が幾多の熱い想いを注ぎ込み続け、柏のまちの成長に尽力し本年47年目を迎えるこの青年会議所が直面するまちの様子は、創立当初の状況とは激的に変化を遂げており、私たち青年会議所へ賭けられる期待や需要は何なのかと活動・運動を行う身でありながら困惑しているのが現状です。今昔の話をしてしまうと切りはありませんが昔では考えられなかったことが今では当たり前のように傍にある時代です。便利になり、知りたい情報は簡単に手に入り、労する事無く物事をこなしていけるのが現在です。私たちが果たすべき社会的責任、そして存在価値は何なのかということをしっかりと見出さなければなりません。

■松樹千年翠(しょうじゅせんねんのみどり)

現代から未来へ向けて、私たちは様々な変化を日々目の当たりにし、変化を余儀なく迫られていくことと思います。松樹千年翠とは禅の言葉で、年月や季節に左右されず、美しい緑を保ち続ける松を用いた言葉で、移ろいやすい世の中で、常に変わらないものこそ万古不易の真実の象徴であるという意味を解いています。勘違いしてはいけないことは「変わらないことが大切」というのではなく、変化し続けるからこそ「変わらない状態を維持」することができるということです。青年会議所の本質は変わることはありません。ですが、私たちを取り巻く環境や人など、接してゆく先々で大きな変化があります。常に本質にこだわることができ、さらには自分自身に厳しく接することができる人間でなければ、変化に飲み込まれてしまい本質を変えざるを得ない状況を生み出してしまうでしょう。私たちもこの松のように万古不易を保ち、本質を見出せる平常心を常に持ち合わせなければなりません。そして、それは「変わらない」ように見えていても、本当は時代や社会の変化に対応して着実に変化しているのです。

■まちづくりのリーダー、そして1人の青年経済人として・・・青年会議所は地域社会のリーダーを育成し輩出しなければならない責任がある。

目まぐるしい変化を繰り広げている時代で己を見失うことなく、逞しく生き抜くことができる人材が果たしてどれほどいるでしょうか。この世の中の成長スピードは「一昔」という言葉が3年前、1年前を表すほど早い変化を遂げています。青年経済人であり、まちづくりのリーダーとして、Jayceeがその責任を果たし明るい豊かな社会の実現を目指すためにこの柏青年会議所はどうあるべきでしょうか。柏青年会議所の組織は公益社団法人として、公の利益の為に存在しなければなりません。当然ながら組織を構成する中身がしっかりしていなければその責任を果たし続けることなど到底できるものではありません。青年会議所としての責任を継続的に果たし続けるためには、メンバーそれぞれが逞しいJayceeとして存在しなければなりません。その為には現在この組織に所属しているメンバーが青年経済人、そしてまちづくりのリーダーとしての資質を高め、更なる高みを追求することが必要です。そのようなJayceeだからこそ同志が集い、この組織をより高みへ導き、地域リーダーを輩出できる強い組織となります。40万人を超えるこの柏市の市民全員に必要とされる存在であるために先輩諸兄が積み重ねてこられた過去の栄光にすがることをせず、未来永劫己を律し、貪欲に成長を求め、社会的責任を果していかなければいけません。そんな私たちの背中を見て、1人でも多くの同じ世代が感化され、さらには次世代を担う宝である青少年が成長していくことが理想であると考えます。

■ひとづくりの側面から、まちの経済をリードする逞しいリーダー

私たち青年世代には「過去の事例から学び、判断を下さなければならない事」と「新たな英断を下さなければならない事」の二択を強いられる場面に直面することが多くあります。中には刻一刻を争う決断を迫られることもあるでしょう。経験が少ないが故に失敗をしてしまうことも多いでしょう。「失敗は最高の教師」という言葉があるように、失敗は我々青年世代にはとてつもなく価値ある経験であります。一見、失敗とは経験と呼ばれるものをすべて崩してしまうように思われますが、そうではありません。ここで表す経験には2つの経験があります。一つ目の経験は人が自分で触れ、その目で確認し、行動に移したうえで身体に染み渡るような経験、二つ目の経験は自分が今まで経験をしてきたことだけではなく、自分とは違う経験を積んだ経験者の体験談を聞いたものを応用表現し、人を巻き込みプロジェクトに挑む組織的な経験です。これらの経験による失敗は紛れもない価値ある青年世代の宝物であります。経験→失敗→経験の過程を組めることこそが大切であると考えます。私たち柏青年会議所もこのような経験を通じてリーダーとしての人格を形成し、人々に影響を与え、世の中をリードしてゆく存在にならなければなりません。また逆に経験の乏しさは、他人の痛みを感じる感覚を麻痺させ、利己的な人間を作り上げてしまいます。
青年会議所の活動を日常に据えることにより、多くの経験を積むことができます。敷いてはそれらがこの団体に所属する意義そして価値であり、そんな価値ある経験を積んだリーダーがまちづくりをするべきであると確信いたします。

■逞しいメンバーが繰り広げるまちづくり

私たちが活動・運動を展開していくこの柏のまちは、これからどのようになっていくのでしょうか。今現在柏市には様々なまちづくり団体だけではなく、企業も独自にまちづくりを担う時代になりました。需要が多岐にわたり多様化しているこの柏のまちで柏青年会議所だからできる活動、そして発信するべき運動とはどのようなことでしょうか。まずは、今現在の他団体、企業の動向、そして行政の方向性をしっかりと調査研究し、我々が理解し、活動の源として受け入れることが絶対に必要であると考えます。柏青年会議所は「運動の背景」と「活動の目的」を明確にすることから事業の形成を行います。我々の手法を持って、他団体の活動と運動を調査研究した時にどのような結果になるのか、一切の偏見を用いず、受け入れることから始めるべきであると思います。その為には、他団体、企業から学ばなければならないまちづくりがあると確信すると同時に、お互いに手を取り合い、この柏の為になるまちづくりをともに行うことも必要であると考えます。また青年会議所である特性や特徴とはどこにあるのかをメンバー自身が理解しなければなりません。現在、他のLOMや公益社団法人日本青年会議所が着眼している考え方や事業の取り組みをしっかり理解し、この柏の為に生かすことが、新たな道筋を示すことだと断言いたします。

■会員拡大

私たち柏青年会議所が能動的にこの柏でひとづくり、まちづくりを行うためには、発信する側と受信する側の数的なバランスはとても大切です。柏市の人口に対し、現在のLOMの人数が足りていないことは明白であり、まちづくり団体として更なる飛躍ができていない現状があることは否めません。会員を拡大することは、まちへ対する運動を広げる可能性はもちろん、団体としての価値と存在意義を生み出します。このことに関しては営利目的の企業も同じで、人材はその企業の魅力や将来性などに惹かれ、自分を磨き、切磋琢磨した競争を繰り広げ、強い組織が自ずと出来上がります。青年会議所に入会することが、自分を磨き、切磋琢磨した活動を繰り広げ、高いステータスを習得できるようにならなければならないと私は考えます。また、このようなメンバーが増えることは、柏青年会議所の価値、存在意義の向上へつながるものと確信いたします。

■結びに

柏青年会議所はあと3年を経過すると設立から半世紀を迎えます。先にも記載されている通り、この団体の今あるべき姿と現実がかけ離れてしまっているという現実があります。本年も47年の歴史のうちの大切な1年です。松樹千年翠の言葉のとおり、変わらないように見えて、しっかりと変化を遂げられる年であるために、魅力ある逞しいひとづくりを最重要目標とし活動を行って参ります。また、まちへの責任をしっかりとメンバーが認識し、発信すべき運動を精査することが必要であり、現在だけではなく、今後将来を見据えた柏のまちを考え、活動し、運動に繋げることが、柏のまちの明るい豊かな社会への一歩であると確信します。

【基本計画】

  1. 青年会議所活動をしっかりと理解したJayceeによる会員拡大
  2. 創立当初から柏青年会議所が歩んだ道筋を熟知することのできる研修の実践
  3. 青年経済人=Jayceeの本質をしっかりと理解できる研修の実践
  4. 失敗から学ぶ、成功への道筋を理解できる研修の実践
  5. 柏市の他のまちづくり団体や企業動向の理解と熟知
  6. 日本青年会議所が着眼する考え方を理解できる研修及び実践
  7. 柏青年会議所が他LOMとの交流を図る機会の提供

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